2023年 明けましておめでとうございます。
皆さま、年末年始はいかがお過ごしになられましたか?
今年はお天気もよく、陽射しが温かく感じて比較的過ごしやすい日が多かったですね。
私は主人と共に、世界遺産で有名な熊野古道のホテル(わたらせ温泉)に2泊して参りました。
この熊野古道とは、平安時代に法皇や上皇たちが熊野詣のために通った広範囲の道を「熊野古道」と呼び、大勢の人が参拝しました。京都から出発し、往復約600㎞を約1ヶ月の旅程で歩くのが熊野詣と呼ばれ、私たちが交通網を利用して快適な旅を楽しめる時代とは雲泥の差です。2004年「紀伊山地の零場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に認定されました。
さて、元旦に熊野本宮大社に徒歩で参り、その後は小さな山ではあるのですが「大日越え」をして、風情のある「湯峰温泉」に下りて来ました。
この行程では、登りがとても急で気が遠くなりそうですが、下りも急で油断すると気の根っこに足を取られそうになります。
この湯峰温泉は10軒ほどの小さな民宿があり、「つぼ湯」と呼ばれる知る人ぞ知る公共の温泉が有名なようです。何度も来てはいますけれど、つぼ湯には入ったことはなく(笑)、温泉が湧きたつ一角で「温泉玉子」を作るのが私の楽しみです。小さな茶屋で生玉子が売られていて、この川沿いの温泉に漬けておくこと11分。とても美味しい温泉玉子の出来上がりです。
この画像は「熊野本宮大社」でして、このカラスは「八咫烏」(やたがらす)と言います。日本のサッカーチームのマークに使われているアレです(石碑もあるのですよ)。