土曜日に梅を見に万博記念公園に行ってきました。
自宅から徒歩圏内なもので散歩がてら行く頻度は結構あるかも知れません。
今年の冬は寒かったので全体的に梅の開花状況は遅めのようです。
ほのかに梅の香りがして癒されますね。
おまつり広場では自動車の催しがあり、面白い企画もしていました。
このような普通の休日を過ごす一方で、ロシアとウクライナの戦争を思うと心が締めつけられます。
私たち地球に暮らす人は誰ひとりとして戦争などしたくないと思っているのに、21世紀になっても世界を見渡せば国の争奪を繰返しているのです。
日本でも海外でも、戦争に対するデモ活動が行われていますが、経済制裁では戦争を阻止できません。
戦争は悲惨で憎しみを増加させる結末になるものという事をみんな忘れてしまったのでしょうか。
今朝聴いた、ラジオの番組のことをお話したいと思います。
パブロ・カザルスという音楽家が94歳の時(1971年)に国連の演奏会でチェロを弾いた時の事です。
スペインのカタルーニャ地方の民謡「鳥の歌」を演奏されたのですが、演奏の前にスピーチを行い「私は人の前で演奏をしなくなりました。けれど今日はチェロを弾きたくなりました。カタルーニャの鳥は、ピース、ピース、ピース(peace:平和)と鳴きながら飛んでいるのです」と言って弾き始めたそうです。
このタイミングで聴いたからこそ、心にぐっときました。
そして、戦争と平和のことを考えました。
参考:パブロ・カザルス「鳥たちのうた」
https://youtu.be/3umVAHJNUKE