テニスのグランドスラム、「全仏オープン」がパリのローランギャロスで開催され、約2週間の試合を楽しみました。現地に行ったわけではなく、テレビで視聴しただけですけど(笑)。
ウインブルドン(イギリス)とローランギャロス(フランス)はどちらもテニスの聖地であり憧れる場所、いつかは観戦に行ってみたいと思います。
楽しみな若手選手も活躍していますが、なんといってもロジャー・フェデラーの昨年の引退は本当に残念でした。
あの芸術的なプレーは見る人を惹きつけ、たくさんのテニスファンを虜にしました。
フェデラーの華麗なプレーは唯一無二で、後にも先にもこのレジェンドを超える人は出てこないでしょうと思います。
ところで今年は、車椅子テニスプレーヤーの小田凱人(ときと)選手が17歳で優勝する快挙を成し遂げました。
数年前にテレビで紹介されていた時から明確な目標を掲げ、目がキラキラしていましたが、国枝選手に続くテニスプレーヤーになりそうな素質充分な選手です。
昨夜の報道ステーションで松岡修三さんが解説していたのを聞き、なるほどと思ったことがあります。車椅子での「横の移動」はとても難しく、通常はコートの外に待機してボールを追うそうなのです。それが、小田選手の場合はネットの近くに移動してボレーをするのですから、いかに非常識なプレーを可能にしているか。
確かに車椅子を動かしながらのコーナーギリギリのショットをいくつも決めていました。
2バウンドまでは認められるのですが、小田選手の場合はノーバウンドで打ち返していましたからね!スピードが全然違うのです。
それから、大会後に開かれたインタビューで英語のスピーチをしていたのですが、独学だそうです。テニスにとって英語は必要だから、という理由で修得しているそうです、スゴイ!
この先の小田選手の活躍も大いに期待しています。